普通の生き方

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過去記事をリライトしました。リライト版2200文字、3~4分のお時間を頂きます。

 

慣れない仕事で、毎日疲れていますが、

別に長時間仕事をしているわけではないので、気持ちの切り替えは出来ています。

サインバルタの量を増やしたところ、副作用が出ています。(脳内での作用が落ち着くまで出てきてしまう副作用です。ウツウツは消えましたが、食欲不振となり、眠気が出ます。仕事中は出ませんが、終わった後に、眠気でだるくなります。)

昨年の記事ですが、

昨年よりは去年のほうが落ち着いています。

 

(なぜか、小沢健二の曲が聞きたくなり、

「それはちょっと」を聴いています。

結婚願望が強くて、長年つき合っていた彼氏が結婚に対して煮え切らないという貴女、

聴いてみて下さい。笑。)

 

 

 

きたやまおさむ(精神科医兼シンガーソングライター)とよしもとばななの対談集

『幻滅と別れ話だけで終わらないライフストーリーの紡ぎ方』

の中の対話で印象深かったところ。

 

普通は奥深い

 

き(きたやま)~
(略)こんな町に暮らして、こういう女房をもって、こういう子どもに恵まれて、程よい空気の中で暮らせたら、最高穏やかである。これをわかることが僕の、僕の精神医学の最終目標だと思うんだけど。

ば(よしもと)~
そうですね。その状態を自分で「まあいいや」と思えることは「幸せ」と呼んでもいいかもしれない。

き~
村上龍さんの小説『イン ザ・ミソ・スープ』で、主人公がこういうふうに言うんだよ。学校や家では「普通の生き方というのがどういうものなのかは教えてくれない」って。

ば~
うん。

き~
普通って何だ。というふうに問うんだよね、主人公がね。で、僕は、認知症にしても、今、発達障害だ、統合失調症なんだと言われている人たちの診断は、それぞれ違うけど、何がいちばん目標として共通しているのかというとね、普通がわかるかどうかということだと思う。

ば~
だから普通っていうのをもし、人びとが普通というものに対して、もっといい気持ちを持てるといちばんいいですよね。

ハイな状態が幸せだとみな教えられているから。

 

ハイな状態

私が一時傾倒していて、私の脳みそじゃついていけないし、これって本当は危ないんじゃないか?とやっとわかったのが、

一種の自己啓発系のもの。

朝3時起きで何でもやれる。

とか。

朝3時起きで私もいろいろやりましたけれど、

私の場合、単なる早朝覚醒でした。(ハハハ)

まあ、仕事しながら資格取得したり、学校のレポート作成したり、受験勉強したり、
仕事の資料作成したり、

確かに、

いろいろはできた。

がー、

後で来たのは、

地獄の激鬱だったー。

自己啓発系の危なさは、精神科医の斎藤環も指摘している。

脳みそが丈夫な人がやればいいんじゃないかな。

私は、ダメだ。

マインドフルネスという瞑想も、

いつの間にやら、ビジネスに取り入れられているし。

なんでもかんでも最良の結果を出すために、使いやがる。

最良の結果というのは、

富とか名誉とか名声とか、そういったもの。

なんか、だらだら書いていますが、

私は、

やっぱり、病気の人で、

きたやま先生が指摘している「普通」というのがわからないです。

昔は、「普通」に生活できずに、どうしても、なんかおかしくて、なんかずれていて、

「普通」がわかっている普通の人達からいじめられないように、

一生懸命、普通のフリをしていた。

変わっていることを、自慢している人達がいたが、

本当に変わっているとね、

誰も寄ってこないから。(笑)

人に「私って(俺って)、普通じゃないから」と自慢げに言える人っていうのはね、

自慢げに言える環境にいる普通の人だと思う。

富とか名誉とか名声とかを結果・実績として出せる才能がある人は、

普通じゃなくても、そのおこぼれを貰いたくて人は寄っていくけれど、

まーず、「普通じゃない」ことを自慢していれば、いじめられるだけだからね。

私の時代はそうだったけれど、

今の子ども・若い人達の場合は、いじめにあうことをよく知っているから、

逆に目立たないように個性を一生懸命消している。

バカな大人達は「個性が発揮できる社会を目指して」なんて言っているけれど、

同調圧力が強い日本社会の本音は、

そうじゃない。

若い子達は、その現実をよーく知っている。

一部の「個性を発揮した成功者」に自分が成れると思っていない。

だって、

世界は残酷だもの。

誰もが成功するようには出来ていない。

そもそもその成功って、何をもって成功にするの?

ってなるしね。

それにしても、

きたやま先生が語っている「普通」「普通の生活」というのは、

西暦2017年の日本では、

いつの間にやら、普通の人達ができる生活では無くなってきているようで・・・・。

そっちのほうが、問題じゃないのかな。

普通に大学出て、

普通に会社勤めして、

普通に結婚もでき、

普通に子どもが産まれ、

普通に家を買えて、

普通にそこで生活ができ、

普通に子どもたちは成長していき大人になり、

普通に子どもたちが独立して家を離れ、

普通に定年を迎え、

普通に独立した子どもが孫を連れてやってきて、

普通に老いていき、

そして、

普通に死んでいく。

 

 

今は、その普通に死んでいくことができずに、みな、困っているわけですけどね。

 

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今回も、お忙しい中、読んで下さり、ありがとうございました。

 

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